いよいよ、2016年4月から電力小売りの全面自由化がスタートします。

2016年1月に入ってから、既存の電力会社・新たに参入する電力会社の料金プランが発表されましたが、地域によっては新規参入の電力会社が多く激戦区になっているところと、もともと電気料金設定が低いため、ほとんど新規参入会社がなく既存の電力会社一択といったエリアもあります。

「価格.com」の調査によれば、事前申し込みをした人は7.5%ということですので、まだまだ少数ですが、まだ、参入予定でプランや提供エリアなどを発表していない会社もありますし、2017年4月からは都市ガスの小売り全面自由化も始まるということで、選択肢が増えてうれしい反面、どこを選べばいいのかという点では大変になってきそうですね。

電力会社や料金プランの選択も大切ですが…根本的に電気を使う量を減らすことも併せて行うことでさらに節約できると思いませんか?

ということで、新しい電力会社または料金プランへ変更するにしてもしないにしても役に立つ節電テクをいくつか紹介したいと思います。

プランだけじゃなくアンペア契約も見直す

一番手っ取り早く電気代を減らすことができる手段としてアンペア契約を変えるといったものがあります。

東京電力で「従量電灯B」の60Aを契約していれば、毎月基本料金が1684.8円かかっているわけですが、これを50Aへ契約を変更したとします。

すると、毎月の基本料金は1404円に下がります。年間にすると3369.6円の節約が可能になるというわけです。

60Aや50Aで契約している人は多いのですが、意外とそこまで電力を使っていないといったケースもあるようですので、一度どれくらい電力を使っているかシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

わが家のアンペアチェック
わが家のアンペアチェック

なお、この方法はアンペア制を採用している北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力で契約している方は可能ですが、最低料金制を採用している関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力と契約している方はできませんのでご注意ください。

エアコンのオン・オフは無駄?

「エアコンの電源はこまめに切りましょう」

以前はこういったコピーをよく目にしたり耳にしましたが、現在はどうも状況が変わっているようです。

毎年のように新製品が発売されるエアコンですが、新しいものになればなるほどエネルギーの消費効率が改善され、また、消費電力も下がっています

エアコン消費電力比較
出典:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ 2015年冬版

これは、10年前のエアコンとの消費電力量を比較したものですが、図にあるように約9%の省エネに成功しています。

日経トレンディが行なった調査によると、室内外の温度・湿度ともに同じ条件のもとで、連続運転させたエアコン運転開始2時間後に停止(2時間)してから運転を再開させたエアコンの積算電力量を計測したところ、2時間OFFさせたエアコンの方が電気をより多く消費したという結果になったようです。

もちろんこれは、条件が異なると結果が変わる可能性はあります。

ただ、「近所へちょっと買物へ…」といった場合であれば、つけっぱなしの方が節電になる可能性は十分にあるというわけです。

また、電力を気にして「風量」を弱くしたりしますが、部屋の温度や湿度によっては「自動」の方が節電できることもあります

冷蔵庫のあの部分を掃除すれば冷却効果UP

エアコンもそうですが、冷蔵庫も多くの電力を消費する家電のひとつです

また、内閣府の消費動向調査(H27.3月実施分)によると、平均使用年数がエアコン(10.7年)に次いで長いという結果も出ています。(冷蔵庫は9.9年)

比較的長く使われるということから、どうしても掃除しきれずにホコリがたまってしまうなんてこともよくあります。

実は、このホコリが原因で冷却効果が下がってしまい、無駄に電力を消費しているというのはご存知でしたか?

意外と見落としているのが冷蔵庫の底面です。

製造メーカーによって異なるのですが、底面にフィルターが付いているタイプのものや、蒸発皿が付いているものなどがあります。

それらに付いたゴミやホコリを取り除くだけでも変わってきます。

もし、冷蔵庫を動かすスペースがあるのであれば、背面のホコリを取り除くとより冷却効率が上がります

最新機種に買い換える

少し力技になるのですが、最新機種に買い替えるというのもアイデアのひとつです。

エアコンの電源のところでも触れましたが、最新機種になるほど消費電力が下がっているものが多く、特に冷蔵庫は顕著に現れています。

冷蔵庫の消費電力推移
出典:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ 2015年冬版

10年前と比較すると3分の1も消費電力が下がっています。

またテレビにいたっては、約63%も省エネになっています。

テレビの消費電力比較
出典:資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ 2015年冬版

とはいえ、安いものでもないので、「じゃあそれなら…」といった具合に簡単に買い替えるというのは難しいかもしれませんので、ご参考までということで…

ちなみに、買い替えに対して前向きに検討するというのであれば、今使っている製品と新しく購入する製品ではどれくらい消費電力が違うのかを比較できるサイトがあるのでご紹介します。

しんきゅうさん
しんきゅうさん

エアコン・冷蔵庫・テレビ以外に照明器具温水洗浄便座の比較ができますので活用してみてください。

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