教育ローンには国(日本政策金融公庫)と民間金融機関のものがあります。より低金利で借りやすい教育ローンがベストですが、なかなか比較するのも大変で面倒です。

この記事ではそんな疑問を解決すべく、国と民間金融機関の教育ローンを徹底比較しています。それぞれの金利や限度額、メリット&デメリットをわかりやすくお伝えしていますので「これから教育ローンを組もうと思っているので、ローン選びに失敗したくない!」というような人はぜひ当記事を参考にしてください。

国と民間金融機関の教育ローンどちらが低金利?

金利は国の教育ローンである「日本政策金融公庫の教育ローン」のほうが低金利です

日本政策金融公庫の教育ローンは、年1.71%の固定金利(2019年6月8日時点)です。それに対して、民間金融機関の教育ローンは以下のような金利となっています。

金融機関の種類金融機関名金利
銀行三井住友銀行年2.975%(有担保型)
年3.475%(無担保型)
みずほ銀行年3.475%(変動金利)
年4.150%(固定金利)
三菱UFJ銀行年3.975%(変動金利)
信用金庫かながわ信用金庫年2.475%(固定金利)
城南信用金庫年2.50%~3.50%(変動金利)
三島信用金庫年2.550%~3.000%(固定金利)
ろうきん(労働金庫)中央ろうきん 年2.200%・年2.400%(変動金利)
年2.400%・年2.600%・年3.400%(固定金利・10年以内で借入)
年2.900%・年3.100%・年3.900%(固定金利・10年以上で借入)
静岡ろうきん 年1.98%(固定金利・返済期間5年以内)
年2.40%(変動金利・全期間)
北海道ろうきん 2.600%~3.400%(固定金利)
1.700%~2.500%(変動金利)

上記の表をご覧のように、日本政策金融公庫の教育ローンは銀行・信用金庫・労働金庫といった民間金融機関の教育ローンよりも低金利になっているのがわかるかと思います。

国(日本政策金融公庫)の教育ローンについてはこちらをご覧ください
「日本政策金融公庫(国)の教育ローンを詳しく解説!審査は?保証人は?」

固定金利という点もメリットが高い

さらに日本政策金融公庫の教育ローンは「固定金利」という点にも注目です。教育ローンの金利は、固定金利と変動金利から選ぶことが多くなっています。

固定金利とは、契約した当初の金利がずっと採用される金利です。それに対して、変動金利はその時の金融情勢によって金利が変化することがある金利です。この違いによって通常は変動金利のほうが低金利になるケースが多いです。

しかし、変動金利は金融情勢によって金利が変化しますので、金利が上がってしまうというリスクがあります。

日本政策金融公庫の教育ローンは、固定金利ですのでそうしてリスクがありません。固定金利で1.81%という教育ローンはまずありませんので、非常にメリットが大きくなっています。

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みずほ銀行のカードローンは大手銀行のカードローンということで安心して利用することができます。一般的な教育ローンと比べると多少金利面にデメリットがありますがカードローンの中では圧倒的に低金利です。みずほ銀行カードローンはスピード感や利用しやすさでは大きなメリットがあります。来店不要で気軽に申込ができるのも利用者にとっては非常に便利なサービスと言えます。教育ローンのつなぎや入学金の一時借入など利用の仕方によっては便利に利用することができます。お急ぎの方にはおすすめのローンとなります。

国と民間金融機関の教育ローンの限度額はどっちが高額?

この章では国と民間金融機関の限度額について解説していきます。結論から言いますと、限度額が高いのは民間金融機関の教育ローンです。そこで、実際にそれぞれの限度額を見ながら解説していきましょう。

日本政策金融公庫の教育ローンの限度額

日本政策金融公庫の教育ローンの限度額は、「子供1人につき350万円以内(海外留学の場合は450万円以内)」となっています。この限度額は教育ローンのなかでは、決して多いほうではありません。そのため、日本政策金融公庫の教育ローンだけでは足りないというケースも考えられます

ただ、子供の人数に応じて上限額が変わるので、複数のお子さまがいらっしゃるのであればこちらをご確認ください
「日本政策金融公庫(国)の教育ローンは追加融資が可能?方法は?」

民間金融機関の教育ローンの限度額

民間金融機関の教育ローンは金融機関ごとによってことなります。

金融機関の種類(銀行か信用金庫かなど)によっても違いますが、国の教育ローンよりも高額なケースが多いです。実際にいくつかの金融機関の限度額を見比べてみましょう。

金融機関の種類金融機関名限度額
銀行三井住友銀行最大300万円
みずほ銀行最大300万円
三菱UFJ銀行最大500万円
信用金庫かながわ信用金庫最大500万円
城南信用金庫最大1,000万円
三島信用金庫最大1,000万円
ろうきん(労働金庫)中央ろうきん最大1,000 万円
静岡ろうきん最大2,000 万円
北海道ろうきん最大1,000万円

ご覧のように銀行ですと300~500万円が相場です

信用金庫や労働金庫の場合、500万円~1,000万円となっており、なかには最大2,000万円まで借り入れできるところもあります。このように民間金融機関の教育ローンは国よりも限度額が高い傾向にあります。

「銀行の教育ローンの特徴とは?メリット・デメリットまとめ」

借入限度額についての注意点

先に紹介した限度額はあくまで「最大限度額」です。

その金融機関で、もっとも多く借りることができる金額にしかすぎません。そのため、誰もが最大限度額を借りれるわけではありません。

限度額は審査によって決定します。審査で申込者の返済能力を判断し、それによっていくらにするのか決定するのです。これは国でも民間金融機関でもかわりありません。よって、限度額がいくらになるのかは審査を受けてみるまではわからないのです

ひとつ言えることは、年収を超えるような金額はまず借り入れできないかと思います。

年収の半分であってもむずかしいかと思います。限度額は年収の30%~40%程度が限界だと思っておいたほうが良いでしょう。

「教育ローンと奨学金の違いは?選ぶときのポイントは?」

国と民間金融機関の教育ローンのメリット・デメリット

国と民間金融機関の教育ローン、それぞれのメリットとデメリットを知っておくことで、自分に最適なローンを選ぶことができる可能性が上がりますので、ぜひ確認しておいてください。

日本政策金融公庫の教育ローンのメリット

日本政策金融公庫の教育ローンのメリットは金利が低いことです。2017年9月27日時点では、1.81%の固定金利と非常に低金利となっています。このため、民間金融機関で借りるよりも利息をおさえることが可能です。

実際にどのくらいの利息差があるのか計算してみましょう。

今回は200万円を返済期間10年で借りるとして、「借入額×金利÷365×返済期間」で算出しています。

金融機関名金利利息総返済額
日本政策金融公庫1.81%362,000円2,362,000円
三井住友銀行年2.975%(有担保型)
年3.475%(無担保型)
595,000円
695,000円
2,595,000円
2,695,000円
かながわ信用金庫2.475%(固定金利)495,000円2,495,000円
静岡ろうきん2.30%(変動金利)
2.98%(固定金利)
460,000円
596,000円
2,460,000円
2,596,000円

計算結果をご覧のように、日本政策金融公庫の教育ローンは1.81%と非常に低金利なため、民間金融機関のローンよりもかなり利息が安くなっています。

民間金融機関のローンも十分低金利ですが、教育ローンは借入額が大きくなるケースも考えられます。

利息も大きくなることが多いため、金利が少し下がるだけでも大きな違いがあります。このため、1.81%の固定金利である、日本政策金融公庫の教育ローンは非常にお得です。

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日本政策金融公庫の教育ローンのデメリット

日本政策金融公庫の教育ローンには以下のようなデメリットがあります。

限度額は民間金融機関より低め

日本政策金融公庫の教育ローンの限度額は「子供1人につき350万円以内(海外留学の場合は450万円以内)」です。民間金融機関の教育ローンですと、1,000万円ということもめずらしくありませんので、限度額は民間金融機関よりも低めです。

審査が民間金融機関よりも厳しい

日本政策金融公庫の教育ローンは、1.81%の固定金利と好条件なため、民間金融機関よりも審査が厳しくなる傾向にあります。このため、「審査に通らなかった・・・」というケースも多くあります。

世帯年収に上限がある

日本政策金融公庫の教育ローンには世帯年収に上限があります。例えば、子供2人の家族の場合ですと、世帯年収の条件が890万円まで(事業所得者は680万円)となっています。これを超える場合は利用できません。

民間金融機関の教育ローンのメリット

ここからは、民間金融機関の教育ローンのメリットとデメリットについて解説していきます。まずはメリットから見ていきましょう。

限度額の大きいローンが多い

民間金融機関の教育ローンを限度額の大きなローンが多いです。

とくに信用金庫や労働金庫ですと、最大1,000万円というローンも珍しくありません。なかには最大2,000万円までというような超高額融資が可能な教育ローンもあります。

自分に最適な金利タイプを選べる

民間金融機関の教育ローンの場合、金利は「固定金利」「変動金利」のどちらかを選ぶケースが多いです。それぞれ特徴がことなりますので、自分に最適なタイプを選択することができます

また、金融機関によっては「無担保型」か「有担保型」を選ぶことも可能です。

有担保型は「連帯保証人」を自分で用意する必要がありますが、その分、金利が下がります。担保がある場合、貸し手側からすると「貸倒れ」されてしまうリスクも減るため、審査の難易度が下がる可能性もあります

カードローン型がある

銀行の中にはか「カードローン型の教育ローン」を展開していることがあります。

通常の教育ローンの場合、一度利用すると追加の借り入れはできません。しかし、カードローン型の場合であれば、必要なときにその都度ATMで自由に借り入れできるという利点があります。

もし、申込先の金融機関が「カードローン型教育ローン」を取り扱っていない場合は、他行のカードローンを利用する方法もあります
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民間金融機関の教育ローンのデメリット

民間金融機関の教育ローンのデメリットは国より金利が高いことです。

日本政策金融公庫の教育ローンの金利は1.81%固定ですが、民間金融機関の教育ローンの金利相場は3.0%付近です。

民間金融機関の教育ローンも金利自体は十分低金利なのですが、教育ローンはどうしても借入額が大きくなる傾向にあります。そうしたことから、国の教育ローンと比較すると、どうしても利息が大きくなってしまうというデメリットがあります。

国と民間金融機関どちらで借りるべきか?

結論から言いますと、国の教育ローンである「日本政策金融公庫の教育ローン」ほうがおすすめです

日本政策金融公庫の教育ローンは金利が1.81%固定と、民間金融機関よりも低金利になっています。そのため、利息を大きくおさえることができるからです。

ただし、状況によっては民間金融機関を選んだり、併用するのも良いでしょう。

例えば、ろうきん(労働金庫)では金利優遇されるケースがあり、「団体会員の構成員」か「生協会員の組合員および同一生計家族」であれば、金利が下がることもあります。

また、場合によっては日本政策金融公庫の教育ローンよりも低金利になることもあるので、ろうきんの教育ローンも選択肢に入れておくといいかもしれません

この他にも、日本政策金融公庫の教育ローンでは限度額が足りないとき、不足分を民間金融機関で補うという利用法もおすすめです。

ろうきんの教育ローンについてはこちらをご覧ください
「ろうきんの教育ローンの特徴・審査・申込手順について」

まとめ

国と民間金融機関の教育ローンを比較した場合、国の教育ローンのほうが低金利です。

そのため、「どちらがおすすめか?」と聞かれれば、国の教育ローンである「日本政策金融公庫の教育ローン」のほうがおすすめです。

まずは、日本政策金融公庫の教育ローンに申し込んでみるのがいいかと思います。それから限度額が足りない場合や、審査に通らないときなどは民間金融機関の教育ローンを検討する、という方法が一番おすすめです。