学生ローンが借りれない6つの理由と審査落ちした時の対処法

学生ローンはもともと収入が少ない学生に対して融資を行う業者なので、審査基準がそれほど高いわけではありません。しかし、アルバイトをしている学生なら誰でも借りれるかといえば、決してそうではありません。今回は学生ローンで借りれない主な理由と、学生が利用できるその他の借入方法についてご紹介します。

学生ローンで借りれない6つの理由

学生ローンの審査に落ちる理由としては、以下のようなものがあります。

ローン審査に通るためには、借りる金額に見合った返済能力が必要です。そのため、収入が不安定だと審査に通るのは難しくなります。

月に数万円程度でも継続的な収入があれば問題ありませんが、単発のアルバイトでは収入が不安定になりやすいため、安定した収入とは認められない場合が多いです。

学生ローンに限らずローン審査では申込者の信用情報を確認し、支払いの延滞や債務整理などの金融事故がないかを調べます。

なかでも学生の場合で特に注意が必要なのはスマホ料金の延滞です。最近はスマホ本体の値段が高額なため分割で購入する方が多いと思いますが、分割購入はローン契約になるので、月々の利用料金を滞納すると、同時にローンの支払いも延滞となり信用情報に傷がついてしまいます

これはいわゆるブラックと呼ばれる状態ですが、一度ブラックになると最低5年間はその情報が残るため、その間ローンやクレジットカードの契約が難しくなります。

携帯料金に限らず、クレジットカードやショッピングローンなどの支払いがある場合は、延滞をしないよう十分注意しましょう。

「携帯・スマホ代の滞納!ブラックリストに載る危険性」

学生ローンのような貸金業者からの借入は、総量規制の対象です。総量規制とは貸金業法によって決められている最大融資額の基準で、融資可能額は年収の3分の1までが上限とされています。

仮にアルバイトで月10万円の収入がある場合は年収にすると120万円なので、借りられる金額は最大で40万円です。

ちなみに既に他社でキャッシング利用がある場合はその金額もここに含まれるので、申込む時点で他社借入額が年収の3分の1以上ある場合、それ以上の借入はできないので注意しましょう。

学生ローンでお金を借りる理由は人それぞれですが、中には資金の使い道に問題があって審査に落ちるケースもあります。

たとえば、ギャンブルや投資目的の借入がこれにあたり、こういった理由で申込みをすればほぼ間違いなく審査に落ちるでしょう。こういった一部の理由を除いては基本的に資金の使い道は自由ですが、あまりにも生活が困窮している印象を与えると返済能力を心配されます

一方、運転免許や資格の取得費用、旅行費用など、一時的に必要な資金を借りる場合は、審査でマイナスなイメージを与えにくいとされています。

申込みをする際は年収や他社からの借入状況などを申告しますが、これらの内容に嘘があると審査落ちの原因になります。

学生ローンの場合は原則勤務先への連絡をしないところもありますが、審査の状況次第ではアルバイト先に在席確認が入ることもあるので、勤務先やその他の申込情報についても必ず正直に申告しましょう。

申込ブラックとは複数のローンに同時に申込んだことが原因で、審査に通りづらくなる状態を言います。

ローンの申込み情報は信用情報機関に6ヵ月間登録され、加盟しているすべての金融機関でその情報が共有されます。信用情報に複数申込みの履歴があると、「相当お金に困っているのでは?」「申込者に何か問題があるのでは?」といった心配をされやすくなるので、複数申し込みは避けた方が無難です。

「銀行カードローンの審査基準!落ちないために審査に通るコツ」

学生ローンで借りれない時の対処法

学生ローンの審査に落ちてしまった、あるいは何らかの事情で借入ができない場合は、以下の方法を検討してみましょう。

他のカードローンに申込んでみる

ローンの審査基準は業者によって違うので、一社で審査落ちしたからと言って他社でも同じ結果になるとは限りません。総量規制や信用情報に問題があるならともかく、そうでない場合は他の学生ローンやカードローンに申込んでみてはいかがでしょうか。

クレジットカードを活用する

クレジットカードにはショッピング枠の他に、借入専用のキャッシング枠があります。キャッシング枠が設定されたカードがあれば特別手続きは必要なく、コンビニのATMなどからいつでも借入ができます。

一方、カードにキャッシング枠がないと借入はできませんが、普段の支払いをカード払いにすれば、そのぶんの現金を他にまわすことができます。

「学生専用 楽天カードアカデミーがお得!楽天カードとの違いは?」

親に借りる

状況的に可能ならこれが最も理想的な方法です。金融機関からの借入には金利がかかりますし、延滞をすれば信用情報にも影響してくるので、まずは親や家族に一度相談してみるのがおすすめです。

まとめ

学生ローンという名前から、学生でも簡単に借りられるイメージがあるかもしれませんが、今回お伝えしたように審査に落ちてしまうケースももちろんあります。ですが、審査落ちのポイントをあらかじめ抑えておけば審査通過率を上げることもできるので、申込み前に審査のポイントをよく確認しておきましょう。

執筆者

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■金子ちえ
金子ちえ
21女/某金融系の会社に勤務。金融アドバイザーをしています。
「金子ちえです。カードローンやお金に関する情報をお伝えします!」
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