学生ローンがやばい5つの理由と相談する人が急増しているわけは?

学生でも借入ができる学生ローンは、生活費や学費の借入など様々な目的で利用が可能です。

しかし無計画に借入をすればいずれ返済不能になり、最悪債務整理にまで発展する危険性もはらんでいます。この記事では学生ローンが危ないと言われる理由と、返済ができなくなった場合の相談先について詳しくまとめました。

学生ローンがやばい5つの理由

そもそも学生ローンが危ないと言われる要因には、こういった理由があげられます。

学生を対象にしている学生ローンは、金利も優遇されるイメージがあるかもしれませんが、学生ローンの金利は年15.0%~17.0%ほどなので、実際は年18.0%の大手消費者金融とそれほど変わりありません。

低金利とされる銀行カードローンは年14.0%前後ですし、大手消費者金融については金利が高い代わりに30日間の無利息サービスを利用できるので、金利の面で言えば学生ローンにあまりメリットはありません

学生ローンはいわゆる中小消費者金融なので、中には闇金のような違法業者も存在します。学生ローンとして長年貸金業を営む安全な業者ももちろんありますが、大手のような知名度がないぶん、安全な業者かどうかを自分で見分ける必要が出てきます。

もしも運悪く闇金からお金を借りてしまった場合、法外な金利で利息がどんどん膨らみ、いつになっても元金が減らないという恐ろしい状態になるので、学生ローンで借りる際は国の登録を受けた安全な業者かどうか、金融庁のホームページで確認したほうがいいでしょう

学生ローンに関しては最低限毎月の利息のみ支払えばOKという業者も多いですが、それさえも難しく支払いが滞ってしまうと、信用情報に金融事故として登録されます。

これは俗にいうブラックと呼ばれる状態ですが、基本的には2ヵ月以上の長期延滞でブラック入りとなり、その後5年間はローンやクレジットカードの契約が難しくなります

信用情報に傷がつく原因としては他にも強制解約、債務整理、保証会社が代わりに支払いを行う代位弁済などがありますが、一度ブラックになるとその後の社会生活に長らく影響を与えてしまうため、クレジットカードやローンの延滞には十分注意が必要です。

これはキャッシング全般に言えることですが、限度額の範囲で繰り返し借入ができることから、どうしても借金癖がつきやすい傾向にあります。

借入ありきの生活をしていると最終的に返済が難しくなり、借金を返すために新たな借金をする多重債務状態に陥りやすいのも怖いところです。

学生ローンは社会人になっても引き続き利用できる場合が多いので、学校を卒業しても借金が残っているケースがあります。

実家暮らしならともかく、一人暮らしの場合は家賃や光熱費に加え、借金の返済も必要になるのでさらに金銭的な負担が増えてしまいます。

学生ローン自体が危険なわけではない

きちんと安全な業者を選べば学生ローンは決して危険な存在ではなく、危ない状況になるかどうかはあくまで利用する側の問題と言えます。

たとえば、返せる当てもないのに借入をしたり、返済をするために他からまた借金をするなど、無計画な借入をすれば多重債務や債務整理にまで発展することもあり得ます。

しかし、自分の返済能力の範囲で必要最低限の利用に止めれば、学生ローンはいざという時の強い味方になるでしょう。借金で自分自身が苦しまないためにも、借りる前にきちんと返済計画を立て、できるだけ早く完済するのが学生ローンと上手く付き合うポイントです。

学生ローンで借りるとやばいのはこんな人

このような方は結果的に自分の首を絞めることになりかねないので、学生ローンの利用を控えた方が賢明です。

慢性的に生活が困窮している

学生ローンで生活費を借りることは可能ですが、常にお金がないのかそれとも一時的なものなのかという点がここでは重要になってきます。

たとえば、「臨時出費があったために今月の生活費が足りない」という場合であれば、次の給料が入れば状況は落ち着くかもしれません。

しかし毎月生活費が足りていないなら、お金を借りたところで返済をしていくのはおそらく難しいでしょう。返済の目処が立たない状態で借入をすると、その後の督促に苦しめられることになり信用情報にも傷がつくので、なんとか別の方法で事態を乗り切れないか考えてみましょう。

収入が不安定

毎月継続的な収入があればいいですが、単発のアルバイトなどで収入が変動する方は、途中で返済ができなくなる可能性が高いので注意が必要です。

もっとも、収入が不安定な場合は借入を断られるケースが多いので、長期のアルバイトで収入を安定させてから申込みをしてみるといいでしょう。

ギャンブルが趣味

パチンコやスロットなどを楽しむのはもちろん自由ですが、借入が必要な状態ならやはりギャンブルは控えるべきでしょう。ましてや、借りたお金をギャンブルにつぎ込むような行為は、一気に借金が膨らむ原因になるので絶対にやめましょう。

浪費癖がある

飲み代や洋服代など、学生ローンを自分のお小遣い目的で借りる方もいますが、無計画に利用すればあっという間に限度額一杯まで借金が増えてしまいます。

特に、キャッシングに慣れると借金への抵抗感が薄れ、貯金を下ろすような感覚で借入をするようになる人も多いので、「欲しいものを我慢できない」「気付けばいつもお金がなくなっている」という方はかなり注意が必要です。

学生ローンの返済ができなくなった時の相談先

学生ローンの返済ができなくなってしまった場合は、一人で悩まず周りに相談することが早期解決のカギです。

親や家族

経済力のない学生が自分の力で金銭問題を解決しようとしても、正直できることは限られています。特に、他社から新たな借金をして返そうとしても状況は悪化するだけなので、それだけは絶対にやめましょう。

迷惑や心配をかけたくないという気持ちもあると思いますが、ここは正直に親や家族に相談してみるのが一番です。

弁護士や司法書士

借金問題の最終的な解決策としては債務整理という方法もあります。債務整理には「任意整理」「民事再生」「自己破産」などいくつか種類がありますが、学生の借金問題に関しては金額的な理由で任意整理が選択されるケースが多いようです

任意整理のメリットは、遅延損害金や今後の利息をカットすることで返済負担を減らせる点にあり、残った借金については3年程度の分割で返済していくことになります。

弁護士や司法書士に頼む場合はその費用も気になるところですが、債務整理の相談については無料の場合も多いので、まずは一度話を聞いてみてはいかがでしょうか。

その後に手続きを依頼する場合は、分割や後払いに応じてくれる弁護士を探す、あるいは法テラスの「民事法律扶助制度(弁護士費用の立て替え制度)」を利用できないか検討してみるといいでしょう。

一つ注意点としては、任意整理をすると信用情報に影響を与え5年間はローンやクレジットカードの契約が難しくなるので、その点を理解した上で慎重に検討されることをお勧めします。

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まとめ

学生ローンは計画的に利用すればそれほど危険なものではありませんが、金利は決して低くないので、本当に借入が必要な状況かどうかは慎重に見極めたほうがいいでしょう。

既に学生ローンの返済が難しくなっている場合は、そのまま放置すると遅延損害金が膨らむだけなので、一日も早く解決できるようまずは親や弁護士に相談してみましょう。

執筆者

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■金子ちえ
金子ちえ
21女/某金融系の会社に勤務。金融アドバイザーをしています。
「金子ちえです。カードローンやお金に関する情報をお伝えします!」
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